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「都合のいい人」になっていると感じたら。自分の時間を取り戻すために今日からできること

2023.07.20

「都合のいい人」になっていると感じたら。自分の時間を取り戻すために今日からできること

私、「都合のいい人」になってるな…

と感じることはないでしょうか。

 

人から頼まれたことを

断るのが苦手だったり、

人の役に立ちたい気持ちが強すぎて

つい自分を犠牲にしすぎてしまう人は

「優しい人」というよりも

「都合がいい人」として、

他人に好き勝手使われることがあります。

 

この状態に悩んでいる人は多いのですが

実際に「都合のいい人」ポジションを

脱出できる人は本当に少ないんです。

 

本当はイヤなのに

結局人の都合ばかり優先してしまう、

そんな自分に嫌気がさしてきたら

今こそ生まれ変わるチャンス。

 

今回は、

「都合のいい人」を卒業して

自分の時間を取り戻す方法を

お伝えしていきます。

 

─目次─

 

  • 「都合のいい人」のままでいるデメリット

 

    • 自分のやりたいことができない

 

人からの頼みごとや誘いを断れず

仕方なく受け入れるということは、

自分のやるべきことややりたいことを

犠牲にしているということです。

 

私たち大人の女性にとって

これはなかなか大きい痛手です。

 

ただでさえ仕事に家事に忙しいのに

そこに他人の都合まで入ってきたらもう大変。

 

人間関係を円滑にしようと思うと

つい人のことばかり考えがちですが、

そうこうしているうちに

私たちが元気で動ける時間は

なくなってしまうかもしれません。

 

    • 別に好かれない

 

身に覚えがある人もいるかもしれません。

 

頑張って人のことを優先して

「都合のいい人」を演じても

別に好かれたりしないんです。

 

「都合のいい人」が優しくされたり

大事にされていると感じても、

それは相手にとって都合がいいから。

 

都合のいい人がいなくなると

その人の仕事が増え、

思い通りにいかないことが増えるからです。

 

別に「都合のいい人」のことが

人間的に好きだからではありません。

非常に打算的な感情ですね。

 

「都合のいい人」をやめられない人は

積極的に好かれたいというよりは

「嫌われたくない」という感情で

動いていることが多い印象ですが、

結局は同じことです。

 

もし都合のいい人をやめたとしたら

「付き合いが悪くなった」

「冷たくなった」などと思われて

どうしたって好感度は下がります。

 

一生「都合のいい人」でいるつもりがないなら

必ずどこかで自分が変わらないといけません。

 

周りが「都合のいい人」扱いを

自然とやめてくれることはないからです。

 

 

    • 自分のことは頼みづらくなる

 

普段たくさん協力してあげているから

たまにはこっちから頼んでもいいだろう。

 

…というわけにはいかないと感じる人が

かなり多いのも特徴です。

 

他人が思っている自分像を壊すのを

無意識にためらってしまうからです。

 

周りの人たちの中に

「○○さんは頼めばやってくれる」

というイメージが定着すると、

こちらからは頼みごとをしにくくなります。

 

実際に頼みごとをしてみたところ

びっくりされてしまったり、

露骨にイヤな顔をされたという話も

クライアントさんからよく聞きます。

 

安いから通っていたスーパーが

ある日突然値上げしていたら

もう行かなくなるのと同じですよね。

 

「都合のいい人」でい続けることで

ギブアンドテイクが成り立たなくなってしまうんです。

 

・・・見れば見るほど、

損しかしていないのが分かると思います。

 

この負のスパイラルを抜け出すために

今日からできることを、

メンタル不調で休職した人の復職を

サポートしていた立場から紹介します。

 

  • 「都合のいい人」卒業のために今日からできること

 

    • 自分の仕事と他人の仕事を分別する

 

「他人」というとすごく冷たい印象を

与えてしまうかもしれませんが、

「自分」と「それ以外の人」という意味で

使っているだけであって深い意味はありません。

 

ノーと言えずにいるうちに、

自分の仕事か他人の仕事か

本来はどっちだったのか、

わからなくなってしまうことがあります。

 

本来自分は関係なかったはずが

あれもこれも抱え込みすぎて

首が回らなくなってしまうんです。

 

頼まれてもいないのに

「他に手伝ってほしいことない?」と

お伺いを立てるようなことをして

自分で自分を苦しめてしまう人もいます。

 

今抱えているタスクを書き出して、

もともと自分がやるべきだったものと

そうではないものを分別してみましょう。

 

そうではないものに関しては、

自分の限界が来る前に

他の人にお願いする勇気を持つことです。

 

 

    • なぜ断れないのか、自分の内面と向き合う

 

本心では引き受けたくないのに、

なぜノーと言えないのでしょう。

 

仕事ができないと思われたくない、

嫌われたくない、

迷惑をかけたくない、

昇格のために心証を良くしたい、

 

色々あると思います。

 

「自分のために心証を良くしたい」

のように明確な目的がなく、

ただ人にどう思われるか気にして

ノーが言えないのなら、

自分の内面をもっと深堀りして

理由と向き合う必要があります。

 

これは一人で考え込んでいても

答えにたどり着けないことがほとんどで、

深みにはまって落ち込むケースが多いので

プロの手を借りることを強くお勧めします。

 

    • 深く考えすぎず、頼みを断ってみる

 

ここでつまづく人が圧倒的に多いです。

 

どうしてノーが言えないのか、

理由がわかっていなくても大丈夫。

 

理由を知ることも大事ですが、

そこにばかりこだわっていても

前に進めないのもまた事実です。

 

実際にサクッと断ってみると、

「なんだこれでいいのか」と思えたりするものです。

 

結局自分のイメージを崩すのを恐れて

何も変われないまま、

「私ばっかり忙しい」と嘆き続けていては

いつまでも自分の時間は返って来ません。

 

残念なことに、

「好感度を少しも落とさないまま

都合のいい人をやめる方法」

というものは存在しません。

 

都合のいい人をやめるイコール

「便利だから私のことが好き」

という人からの好感度は捨てる

ということだからです。

 

わざわざ嫌われに行く必要はないですが、

嫌われる覚悟は持っておかないといけません。

 

何回かに一度は頼みごとを断ったり

こちらから頼みごとをしたりして

自分の時間の確保を第一にするべきです。

 

それで嫌われたら仕方ありません。

そもそも人間的には好かれてなかったんだから

好感度なんてあってないようなものだったんです。

 

意識して作ろうとしなければ

自分の時間がなかなか持てない私たち。

 

だからこそ、

本当にやりたいことをして、

本当に繋がっていたい人とだけ

関係を築く生き方にシフトするときが今です。

 

他人のことばかり優先して

一番大事なはずの自分の心を

病んでしまった人たちを見てきたので

本当にそう思います。

 

当オフィスのコンセプトは

 

「他人や世間の声よりも、

自分を大事にする生き方を」。

 

〇現状に不満はあるがやるべきことがわからない

〇いつまでも自分探しが終わらない

〇やりたいことはあるが勇気が出ない

〇自分が一番輝ける生き方が知りたい

 

など、「大人のための進路相談」を

お受けしております。

 

まずは体験セッションにお越しください。

 

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