「友達が年々減っていることが悩みです。

 

３０代ともなると仕事に子育てにと

周りの友達はみんな忙しそうで、

誘うのを遠慮しているうちに

まったく連絡を取らなくなってしまいました。

 

まだ独身の友達とはたまに会ったりしますが

その子も忙しいことに変わりはなく、

いつ結婚するかとヒヤヒヤしている自分に

気づいてしまって自己嫌悪です…

 

私自身は結婚する予定がないのですが、

このまま友達が一人もいなくなったら

どう生きていこうか…と考えてしまいます」

 

似た状況の人はかなり多いと思われます。

 

３０代は人生で一番忙しい年代だと、

以前何かの本で読んだ覚えがあります。

 

仕事も一人前とみなされるようになって

絶賛働き盛りだろうし、

自分の家族を持つ選択をした人は

家事に子育てに走り回っていることでしょう。

 

それが簡単に想像できるからこそ、

仕事も特別忙しいわけではなく

自分以上に優先しなければいけない存在も

今のところいない人たちからしたら

ライン一通送るのも遠慮してしまいますよね。

 

・・・返信なかったらと思うと怖いし。

 

そもそも結婚したり

子どもが誕生した時点で

「この人とはもう会えないな」

と諦めてしまうこともあると思います。

 

ここでひとつ当たり前の話をしますが

 

・仕事が特別忙しくないこと

・結婚していないこと

・子どもがいないこと

 

これらはまったく悪いことじゃないんです。

 

周りはみんな忙しくしてるから

私も忙しくしなきゃ！！という思考は

不幸の種でしかないので今すぐに捨てるべきです。

 

ただ事実として、

「私は時間があるけど

周りの人たちにはなくて会えない」

というジレンマは解消する必要があります。

 

現時点で結婚の予定がないなら、

このジレンマにどう対処するかで

今後の生き方は確実に変わってきます。

 

結論を先に言ってしまいますが、

 

30代以降でも

価値観の合う友達はできます。

 

ただ、10代20代の時と比べて

難易度は跳ね上がっています。

 

学生や新社会人の頃と比べて

「自然と出会う」機会が激減するので仕方ないのですが…

 

それでもツボさえ押さえれば

ちゃんと合う友達と出会うことができるので、

ひとつずつ解説していきますね。

 

─目次─

1. 興味のあることを思いつく限り挙げる
2. 「一人でもハマれるもの」を探さない
3. 友達がほしいことを隠さない

 

１．興味のあることを思いつく限り挙げる

 

30代以降に友達をつくるには、

今まで以上に意識的に

出会いの場に出ていく必要があります。

 

もっとも手っ取り早い出会いの場は

「趣味」や「習い事」ですね。

 

これは本当に興味があることを選ぶべきです。

 

そうじゃないと、まず続きません。

 

友達と一緒に始めた、とかであれば

無理やりにでも続ける理由ができますが、

完全ソロで新しいことを始めた場合

最初は引き止めてくれる人がいないので

いとも簡単にフェードアウトしてしまいます。

 

「払ったお金がもったいない」という感覚も、

昔ほどには自分の尻を叩いてくれません。

 

それを繰り返して根無し草になってばかりでは

「何も続かない…」と自信をなくしていきます。

 

そうならないために、

友達づくりうんぬんの前に

「友達がいたとしてもやってみたいかどうか」

という視点で趣味は選ぶとよいです。

 

ほんのり興味があること、

やってみたかったけど今まで縁がなかったこと、

自分の得意を活かせそうなもの、

なんでもいいのでまずは全部書き出してみよう。

 

２．「一人でもハマれるもの」を探さない

 

一番ハマりがちな落とし穴は

「一人でもできる趣味」を探してしまうことなんです。

 

気の合う友達は欲しいけど

できるかどうかは分からないし、

そもそもスタートは一人なんだから

一人で練習とかできるものじゃないと…

 

などと深く考えてしまい、

やりたいかやりたくないか以前に

「一人でもできるか」というハードルを

設けてしまうんですよね。

 

確かにこれが見つかれば最強ではあります。

そもそも友達が要らなくなってしまうのだから。

 

ただ私としては、これはおすすめしません。

 

一人を決め込むつもりでなにか始めたとして、

結局は同じ趣味の人と交流したくなったり

誰かに見てもらいたくなったりするからです。

 

人間とはそういう生き物。

 

「一人でも生きていけるようになろうと思ったのに…」

と自己嫌悪に陥る可能性が高いので、

「一人でもできそうかどうか」という視点で

新しいことは始めないほうがいいです。

 

 

それにこういう理由で新しい趣味を始めて

誰かと交流できることになったとしても、

人間的に合わないことがかなり多いんです。

 

なぜかというと、

「一人でもできそうかどうか」にとらわれて

「純粋にやってみたいかどうか」を無視しているから。

 

例外は多々あることはわかっていますが

一例をあげてみようと思います。

 

チームスポーツをやりたいと思う人は

ちょっとくらいキツくても

仲間と一緒に努力することが好きな場合が多い。

 

手芸をやりたいと思う人は

他人に左右されず自分のペースで

じっくり納得できる作品をつくりたい場合が多い。

 

両者は価値観が全然違っていますよね。

 

「本当は誰かと交流したいのに、

一人でもできることをする」

という矛盾が生じている状態だと、

全然価値観の合わない人と出会うことになってしまうんです。

 

こうなると結局ドロップアウトしてしまいます。

 

「一人でもできそうかどうか」にばかり

目を向けない方がいいのはこういう理由です。

 

３．友達がほしいことを隠さない

 

新しいことを始めたきっかけが

「友達がほしかったから」

という人は、実はかなり多いです。

 

友達作り目的なんて不純なんじゃ…

と心配する人もいると思いますが、

「友達がほしい！」という動機は

隠さず堂々としていたほうがいいんですよ。

 

本当はいろんな人と話してみたいのに

それを全面に出すのが気恥ずかしくて

 

「別に友達とか要りませんけど？

純粋にコレが上手くなりたくて来てますが何か？」

 

とスカしてしまう人がいますが、

これは自分の周りに緊張感が発生して

人を寄せつけないオーラが出るので

本当にやめたほうがいいです。

 

もし自分が誰かに話しかけてみるとしたら

こんな妙な雰囲気の人は選ばないですよね。

 

ヘンにプライドを持たず、

「これを前から習ってみたくて来ました。

仲良くできるお友だちもほしいです」

と素直になれればそこからは早いですよ。

 

 

「この歳で友達が欲しいなんて思ってるの

自分だけだよね…」

 

って、結構みんな思っています。

 

結婚という選択肢を取らないのであれば、

価値観の合う友達は絶対にいたほうがいいです。

 

もし新しくできた友達と

何らかの理由で疎遠になってしまっても、

今日ご紹介したポイントさえ押さえておけば

何歳になっても出会いを生み出せます。

 

気の合う人とのつながりがほしい。

そう思っている人は想像よりもたくさんいるんです。

 

当オフィスのコンセプトは

 

「他人や世間の声よりも、

自分を大事にする生き方を」。

 

大人の女性ひとりひとりが

価値観にぴったりの生き方を選択できるよう、

日々サポートしております。

 

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